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2025年2月8日土曜日

読書 「教授」と呼ばれた男 ――坂本龍一とその時代

 やっと読んだ。500ページ以上あるが、著者もあとがきで言っているようにまだまだ足りない。矢野顕子もデビットシルビアンも一瞬出てきただけに過ぎないが、詳細に書き出すと3巻組とかになってしまうかもしれない、本当に大量の仕事を残した男だった。

78年から約45年間の活動期間、前半分くらいの作品は今でも聴き直すことがあるのだけど、後半は追えていなくて、CDは買ったものの1回くらいしか聴いていなかったりする、年代別の作品解説を見てまた聴いてみたくなった。

そして後半部の音楽以外の仕事は私には理解しがたいとこともあり、東京都現代美術館の「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」もまだ行っていない。でもなぜそこに至ったのかは、この本でちょっとは理解できたかもしれない、頭が良すぎるんだろうな教授は。

そして同時代に生きたことが本当に幸運だったのだと今更ながらに強く思うのだ、ありがとう教授。。。

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