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2024年11月27日水曜日

新小岩

東京で最初に住んだのが新小岩。総武線快速で東京から4駅15分、各駅停車も止まるので便利だった。

画像は当時の写真だが、サラ金ビルにパチンコ店と猥雑な感じは今も変わらないのではないだろうか。駅ビルみたいな洒落たものはなく、ロータリーがあって、商店街があって昭和な国電のThe駅前みたいな街だった。


社宅があるわけではないので、住むところは自分で探すしかなく、直前に「北京的西瓜」という映画を見て船橋という地名が記憶にあったのでそのあたりから探し始め、当時の人事担当者に「随分遠いね」とか言われて、ちょっとずつ東京に戻る形で不動産屋を当たってここに落ち着いたのだった。当時はネットもなく、東京の不動産を大阪で探すなどということは出来なかった。


家賃は5万6千円ほどのアパートで、2年目の契約をした数ヶ月後には出たと思うので、江戸川区の瑞江に引っ越すまで4年半くらいはいたのだろうか。これがきっかけで住居は東京の城東地区を出たことがない、という人生を歩むことになる。

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