2024年9月16日月曜日

文庫ドミノ

 書店の文庫本は、レーベル別→著者別に並んでいることが多い。以前は、気に入った作家があれば、例えば新潮文庫を端から買っていき、新潮で買い尽くしてしまうと講談、角川、集英、光文などとと適当に買い進め最後の方に徳間とか朝日文庫とかややマイナーなところに行き着くと、次の作家に移る、みたいな買い方をしていた。

最初にコンプリートしたのは北杜夫あたりか、村上龍や平井和正や筒井康隆もそうやって読んでいき、村上春樹はずっとあと2000年頃に文庫化されたものはコンプリートした気がする。今思えば日本人男性作家ばかりだな。

集めた本たちほとんど残っていない、置き場所に困って処分してしまったのだ。しかし、子どもたちが出ていくと家の中に空き部屋が出てきたりして、取っておいた方が良かったなとか思うのだが、取っておいたとしてもイマドキ北杜夫なんて読まないだろうなあ。

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