刊行当時の主人公は自分とは同年代で、その父も自分の父親より少し早く生まれている。戦前に生まれ、戦地で死線をさまよい、戦後も苦労をした主人公と父が重なって泣ける。
そして今も当然走っている銀座線や丸ノ内線はそんな時代から走っていたんだなと、駅の所々に残る古い柱を見て思うよになった。上野も銀座もキレイになっているけど、階段もホームも一回り小さくて、車両もたったの6両でまるでミニチュアなんだが、およそ100年前の技術だからね。
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