2024年5月11日土曜日

読書 テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅

 電機業界の凋落つながりでもう一冊読んでみた。

我が家の家電で東芝製は液晶テレビのREGZAが2台。REGZAは電源入れた時やチャンネル切り替えの反応の速さが一番早かったのでチョイス、しかし今は分社化されてハイセンスの子会社になってしまったらしい。

昔はiPod対抗の音楽プレーヤー2005年発売のギガビートというのも持っていた、Aurexブランドのadresというノイズリダクションの機械も持っていたが、家電のイメージとしてはソニーのように先端ではない、松下電機の関東版みたいな立ち位置だったような気がする。

が、実は電池から医療まで扱う従業員20万人の巨大企業だったらしい、そして2006年に原発メーカのウェスティングハウスを買収、不正会計が発覚、半導体部門など切り売りしながら今も迷走中で、戦犯とされるのが西田厚聡というこの社長らしい。

この西田という名前は、90年代にパソコン雑誌で時々目にしていた名前だ、ダイナブックと言えばノートパソコンでは壊れないので有名な高級ブランドだったが、この名前もシャープに売られてしまってダイナブック株式会社となっているが、相当頭の良いヒトだったみたいだが、社内政治や財界にかまけ、みたいな書き方になっている。2017年に亡くなったそうだが、なんでこうなったんですかね?

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