2024年5月3日金曜日

読書 東芝解体 電機メーカーが消える日

 時はバブル、就職活動で内定をもらったのがNEC系の会社で、大阪→東京の宿泊交通費が会社負担とかは普通にあって、待遇も良さそうだったが就職はしなかった。今その会社は存在せず、NEC本体もだいぶ売上を減らしている。

NECだけでなく、電電公社系、独立系問わず総合電機は振るわない。ケータイもスマホもPCも気がつくと日本のメーカーはほとんど見かけず、家電もパッとしない、中でも東芝は迷走中。この本を読んで、いつからこうなったのか、どうしてこうなったのかが氷解、デジタル化に本気で取り組んでいなかったのだな。

最初のボーナスで買ったのはNECのパソコン、三菱のモニタだったが、今はAmazonのキンドルで本を読んで、感想をDELLのパソコンとROJIのキーボードで打ってGoogleに上げてBENQのモニタで見ている、日本メーカーのモノが何もない。

この本には書いていないがデンオンもオンキョーもケンウッドもパイオニアもどこへ行ったのか、働いていた人はどうなったのか、記憶に残るだけなのか、これで株価は上がって日本経済は好調と言われても、謎は深まるばかりです。

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