2023年12月17日日曜日

YMOのライブに行った

YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)のライブに行った、1979年結成、メンバーだった高橋幸宏、坂本龍一が今年亡くなったバンドのライブが今あるわけがなく、コピーバンドだ。

コピーバンドのライブを含むイベント(YMN=イエローマジック・ナイト)は毎年3回あるのは知っていたが、会場が千葉のライブハウスなので、遠くてためらっていたのだが、二人が亡くなった今年、意を決して行ってみることにしたのだ。

場所は千葉駅から15分ほど、バーやクラブの入るビルの地下一階、思ったより狭い。30年くらい前に行ったことのある梅田のバナナホールの半分くらいか。そこに丸椅子が設えてあって観客は30名から最終的には50名ほど。中年のヲジさんが多い、あんたも好きねえ。

入場料は2500円ワンドリンク付き、前座とセッションコーナー、コピーバンドの三部制でなんと5時間半の長丁場、セッションコーナーというのは、事前にエントリしておくとYMOの曲をその場で演奏できるというもので、隣にすわっていたヲジさんが、いきなり呼ばれてキーボードの前に立ってライディーンを演奏していて、それが結構うまいので驚く。

最後に5人編成のコピーバンドがおよそ100分20曲を演奏するのだが超絶に似ている。機材は当時のYMOが使用していたシンセだし、コンピューターミュージックなので再現は比較的カンタンだとはいえ、ほとんどのパートは手弾き。1983年の散開ライブで「中国女」で幸宏が舞台袖からワイヤレスマイク手に飛び出して来てボーカルに加わるというシーンがあるのだが、なんとこれも再現されており会場は拍手喝采、当時の幸宏は会場から飛んでくる紙テープを避けるため手を挙げるのだがこれも再現。細かいモノマネだが皆んな分かっていて大ウケになっているのが嬉しい。当時高校生でライブに行けなかったワタシは感動して泣きました。コピーバンドだけど本物のライブを超える体験をした気がする。

ライブの模様はYou Tubeでも配信していたが、音圧を体全体で感じるには行くしかない、行って良かった。YMOが解散したずっと後に生まれた愚息も良かったと言っていた。うん、オレの教育方針は間違っていなかったな。


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