娘が出ていった

カルト教団に入信したのではなく、結婚や留学でもなく、北朝鮮に拉致されたわけでもない。単に一人暮らしをしたいだけらしい。物件も自分で探してきたが、引っ越しのドライバー兼、買い物の荷物持ち、室内電気配線、家具組み立て、ネット工事はパパの役割だった。

朝、トイレの順番待ちがなくなり、玄関の靴が減り、洗面台の小瓶がなくなり、作るおかずが３人前になり、娘の部屋に置いていたロードバイクで嫌味を言われることもなくなった。

自分も大学卒業後は５年半も一人暮らしをして、得るものも大きかった。上げ膳据え膳で洗濯も親がやって、電気・ガス・水道・ネットも使い放題でクルマも親のを借りて、というのではちょっと情けないと思う（おっと、そんなのが我が家にもいたな）ので反対ではないのだが、やはり心配が先に立つ。ヘンなヤツも多いからねえ。

六本木ヒルズのテーマ曲

何度もリピート再生してしまう曲に何年かに一度出会ってしまうのだが、最近はこれ。坂本龍一の2004年のアルバム「Chasm」に収録されていた「the land song -music for Artelligent City/one winter day mix」、六本木ヒルズのテーマ曲として提供され、日本の伝統楽器の音色が特徴的。

ピアノの短いメロディが少しずつ変化をしながら展開していく様子が何回聞いても飽きない。80年代にはチベタンダンスとかもっと前なら東風も同じような構造だったが、裏に当たっているシンセが進化し音の奥行きが深い。

2004年といえばおよそ20年前、子どもたちも小さく仕事もなんだかむやみに忙しい時代で音楽なんて聞いていないがアルバムだけは買っていて、聴き込んではいないがこんな曲があったなんて今頃気づいた、そして教授はもういない。悲しい。

バースデーケーキ自作

 

前回は自分の誕生日にバースデーケーキを作ってみたが、今回はヨメのために作ってみる。夏にイチゴは売っていなかったので、桃缶とカットメロンで代用し、さらにゼラチンで固めてみる。

前回は泡だて過ぎてクリームが固くなってしまいナッペに苦戦した。クリームは混ぜるほど固くなることさえ知らなかったのだ。今回は２段階で考え、少し柔らかいところでナッペし、さらに撹拌して固くなったクリームをデコレーション用にしてみる。

うーん、あまり進化していないな。やはりクリームが固くなるまで撹拌しすぎてしまったようだ。でもまあ新鮮なクリームで作ると味は美味しい。そしてスーパーで買ったデコレーション用の部品も取り付けて完成。なかなか奥深いものです。

ゆで卵ダイエット

ゆで卵ダイエットというのがあるらしい。朝食をゆで卵2個と置き換えるだけで、あとは普通の食事をするだけで痩せるらしい。

朝食にゆで卵は理にかなっているらしく、NHKの番組トリセツショーによると、タンパク質は毎食バランスよく取る必要があるとのこと。ゆで卵１個は約６グラムのタンパク質を含み、手軽に食べられる。

ゆで卵をめんつゆに漬けて味玉にしておけば３日くらい日持ちがするし、安くて美味しい。めんつゆに飽きたら焼肉のタレや白だしでも美味しいらしい。あと殻付きのまま３０％くらいの食塩水につけるだけでコンビニで売っている卵のようにもなるとか。

メリットだらけだが、気のせいかもしれないがお通じが悪くなるような、、、

車の希望番号

 自動車のナンバープレートは希望する番号をつけることができる、5000円程度かかるそうだ。

付けたい人はどうぞ、でも付けた番号で人柄がなんとなく分かるような気がするので、自己主張の激しい番号のクルマからは距離を取るようにしているし、そんなクルマのドライバーとは友達にもならないと思う。隣の家には住んでほしくない。

ランニングしていると9999をつけたBMWとCX-8が並んでいた、どちらも白でピカピカだ。苦々？救急？汲々？まあウチのお隣ではないし、ご自由にどうぞ。この場合隣家同士気にしたりするんでしょうかね。

XRLケーブルを自作してみる

LANの張り替えに続いてXRLケーブル（キャノンケーブル）の自作にも挑戦してみる。ビデオカメラのマイクとマイク端子を結ぶケーブルは30センチ程度でいいのだが、長いものしか手元にないのだ。

キャノン端子は業務用のマイクやミキサーで採用されている企画でノイズに強く、抜け止めのロック機構があるのが特徴で、放送部時代にはよく扱っていたが半田を当てたことがあるかどうか覚えていないな。

結果は見事に失敗、完成品を接続しても盛大なノイズが出るだけで疎通していないようだ。近眼に老眼も混じって、近くも遠くも見えない眼では細かな作業ができるはずがない、テーブルには半田ごてで焦げを作ってしまうし、ケーブルや端子も無駄になってしまったとさ。完成品をAmazonで購入すると送料込みでわずか1,199円、最初から買えばよかったな。

 

走ることは、走ることでしか取り返せない

 コロナに罹患してから一ヶ月、ようやく咳も収まって、５キロ位は走れるようになった。だが、１０キロ連続はチト無理だ、フルマラソン？自信がない。しかし迫る横浜マラソン（フル）。ここは初心に却って、ゆっくり目のスピードで、すこしずつ距離を伸ばすしかない。

でもまあ朝夕はだいぶ涼しくなってきて、気持ちよく走れる季節になってきた。春の次に走りやすい季節の到来だ、気の早いサクアは急いで葉っぱを脱ぎ捨てにかかっているし、虫の声も聞こえたりして、どんなに暑くても夏は終わるのだなあ。陸上競技場のスミで寝ていたネコさん、起こしてしまったゴメンよ。

西武百貨店が投資ファンドに売却されることに

 ３年位館内で働いていたことがあるのだが、なかなかシンドイ時代だった。笑っちゃうくらい高圧的な社員、訳がわからない顧客にも遭遇して、非常に印象が悪い、西武では絶対買い物をしないことを心に誓うくらい、と言えばお分かりいただけるだろうか？

特筆すべきなのはバックヤードが汚いこと。客用のスペースは頻繁に改装されるのだが従業員用の施設はほとんど手が入っていないのではないだろうか。別館３階の荷捌きは壁も床も真っ黒だ。

そごう出身だ西武出身だなどという派閥も垣間見え、親会社であるセブンの意向に振り回され、社員もタイヘンなんだろうが、個人的には百貨店が消えてなくなってもらっても何も思わない。文化が消えると仰る方もあるようだが、アレのどこかブンカなのか？

西新井大師で写経

近隣にある関東三大師のひとつ、西新井大師での写経会にヨメとばあちゃんで参加してみる。

偶数月に境内の書院で行われており、費用は千円。筆や硯は貸し出してくれる。

大書院という広い畳敷きの建物に50席ほどが用意されて前方は座卓席、後方は椅子席となっていて、塗香をいただき、最初に皆で読経、次に法話を聞いてから写経にとりかかる。般若心経を印刷したものを下敷きにして、罫線しかない半紙に書き込むか、般若心経が薄く印刷されたものをなぞるかをチョイスできるのだが3名とも初心者のため後者を選択。

最後に願文を書き入れて提出すると八角堂に収めていただけるそう。静謐な空間で、通り雨が降ったにも気が付かずあっという間に感じたな。経は書写すれば一文字書く毎に佛さま一体を刻むのと同じ功徳があるとか、今度はもっと練習して、なぞり書きでない方で書いてみたいね。