CDはほぼ全部持っていたと思うのだけど、一番好きなのは1985年発売のコレ「ONCE A FOOL,...」。レコードで買ってCDでも買い直した。多感な時期に聞いた、大人の恋というか切ない気持ちを淡々と歌うような独特の乾いたボーカル、曲の最後がタカタンッ!で終わる幸宏終わり、どの曲も好きだった。毎年冬が近づくと一曲目の「冬のシルエット」が聞きたくなった。
ライブは大阪厚生年金会館のEGOライブや、FM802開局記念の安治川口屋外ライブなんていうのも行ったな、もう30年以上前か。ご本人は本当に細くて、おしゃれで、頭髪が寂しくなってもあんまり隠そうともせず「~でございます」なんてラジオでは軽妙に話されるのだけど、時にゾッとするような暗い曲があったりして、1992年発売「Fathers」なんてこの歳になって聴くと染みる。そう、幸宏さんはドラマーでもあり優れたボーカリストでもあったのだ。テレビとかでは触れられていないけど。安らかにお休みください。合掌。
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