2022年10月29日土曜日

読書 飼い喰い 三匹の豚とわたし (角川文庫) Kindle版

この著者は怖い、豚を3頭も飼って、名前を付けて育て、その後に食べてしまうまでの記録を本にしてしまうのだから。

いや待て、高いから余り食卓には載らないが、自分だって肉は食べている。名前を付けたり、育てたりはしないだけで、紛れもない動物の死骸の筋肉を食べているワケだ。

ただし、パックされたものを買っているだけであとは旨いだの、マズイだの、高いだの言っているだけでお気楽なものだ。そしてこの本の著者はそこをするどく突いてくるから怖い。「身体のいいなり」を読んだ限りでは、違うイメージだったのだけど。

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