2022年10月15日土曜日

読書 護られなかった者たちへ

生活保護をテーマにミステリ仕立てにした作品。

実は生活保護を申請しようとしたことがある。自分ではない、母親にだ。幸い今は施設で不自由もなく暮らしているのだが。

その時に少し調べたのだが、制度の欠陥、矛盾、不正など入り混じり職員は相当苦労をされているのだろうな、とその時思った。

中山七里なのでそのあたり上手く料理して、おなじみ大どんでん返しも用意され、エンタメとしてはよくできているのだが、複雑な読後感を残した本。

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