2022年10月29日土曜日

読書 飼い喰い 三匹の豚とわたし (角川文庫) Kindle版

この著者は怖い、豚を3頭も飼って、名前を付けて育て、その後に食べてしまうまでの記録を本にしてしまうのだから。

いや待て、高いから余り食卓には載らないが、自分だって肉は食べている。名前を付けたり、育てたりはしないだけで、紛れもない動物の死骸の筋肉を食べているワケだ。

ただし、パックされたものを買っているだけであとは旨いだの、マズイだの、高いだの言っているだけでお気楽なものだ。そしてこの本の著者はそこをするどく突いてくるから怖い。「身体のいいなり」を読んだ限りでは、違うイメージだったのだけど。

2022年10月22日土曜日

奇跡の再放送「ぐるっと海道3万キロ」


10月17日(水)からNHK-BSプレミアムで再放送されている「ぐるっと海道3万キロ」。街道ではなく、海の道のイメージだから海道、1985年の放送されてから37年、今頃再放送されるなんて奇跡のようだ。

飛鳥新社から書籍化されていた単行本も買って今だに持っている。

当時は月曜の午後10時と少し遅い時間だったが必ず見ていた。印象的なテーマ曲、凝った映像、抑えたナレーション、これぞNHK。88年まで続いたが流石に全部はやらないだろうな。


2022年10月21日金曜日

国道252号

 


こちらは只見線の並行道路、国道252号線。別名六十里越と言い、特に冬期は余りに雪深くて厳しいので六里でも六十里に感じるとか。この覆いは雪よけらしい。

途中只見で一泊して2日かけて新潟から会津に抜けたのだが、2日とも雨。雪もイヤだろうが雨もイヤだ。途中何箇所も工事中で片側一方通行になっているし、霧で視界は悪いし。

でもまあデミオくんは頑張って走破してくれました。軽いから1500CCあれば十分パワフルだしね。

富士スカイライン


 富士山一周をした翌日に富士スカイラインで新五合目まで行ってきた時のドライブレコーダーの動画。

クルマにドラレコは付いているのだが、買った時のままで、録画されているのも初めて見た。キレイに撮れているものだな。

機械の挙動としては衝撃があった前後20秒をメモリいっぱいになるまで書き込むというもので、メモリがいっぱいになると上書きするので、思い出を取っておくとかには向かないようだ。富士山、快晴でキレイでした。

2022年10月19日水曜日

テレビ うる星やつら

 

水曜日7時のON AIRが楽しみだったアニメ「うる星やつら」が36年ぶりに新作公開、今回は深夜時間帯だが今はHDD録画で問題ない、がCM多いな。

黒電話にブラウン管テレビと原作に忠実な描写が懐かしい。基本ハチャハチャなんだが、時折ホロッとさせるような回があったりして、押井守を生んだ作品でもあるが今後はワザワザは見ないかな。

「生むんじゃなかった」とう母親のセリフは今の時代NGではないかと思うのだがどうなんだろうか。

2022年10月17日月曜日

読書 戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫) Kindle版

第二次世界大戦中のソ連で従軍した女性のインタビュー集。銃を撃ち、血を浴び、地獄のような戦地から帰還しても差別を受け、と凄まじい人生の数々。そしてそのソ連は今まさに、自ら仕掛けた戦争の真っ只中。兵器は進化してもやっていることは人殺しで全く同じだ。3日ぐらいで分けて読んだのだが、ずっと頭を離れず「何を言っているのだ、今は戦争なんだぞ!」とか言い出しそうになってしまうくらい、強力な読後感を残す本。本当にホントウに戦争が早く集結することを祈るばかり。

2022年10月16日日曜日

バッテリー交換その後

 

通販で買ったバッテリーだが、余りに重く手には負えないのでJAFを呼んで交換してもらった。費用は会員なので無料、ただし廃バッテリーは持っていってくれないので、こちらは回収してくれる会社が近所にあったので持ち込んで595円なり。

JAFさんは予約(1週間以内)して自宅に呼ぶということも可能なことを初めて知った。今ままでは、どうにもならない時に呼んでいて内訳はバッテリーあがりが4回、鍵の閉じ込めが1回というもの。

が、今回は予防的な処置ということでレベルが上がったような気がするぞ。

2022年10月15日土曜日

読書 護られなかった者たちへ

生活保護をテーマにミステリ仕立てにした作品。

実は生活保護を申請しようとしたことがある。自分ではない、母親にだ。幸い今は施設で不自由もなく暮らしているのだが。

その時に少し調べたのだが、制度の欠陥、矛盾、不正など入り混じり職員は相当苦労をされているのだろうな、とその時思った。

中山七里なのでそのあたり上手く料理して、おなじみ大どんでん返しも用意され、エンタメとしてはよくできているのだが、複雑な読後感を残した本。

2022年10月12日水曜日

プランクが良いらしい

 

最近、毎日プランクをしている。一見、なんの負荷もかかっていないようで意外にキツく、まだ30秒程度しかできないので、これを3セット。

トレーニングと言えば30分以上かけて、汗かいて、と思っていたが、これならサイドやバックといったバリエーションを入れてもほんの数分、汗もかかない。が体幹強化に確実に効いている気がする。

2022年10月11日火曜日

山中先生は月間300キロも走っているらしい

 

10月2日のEテレ「ランスマ」の一コマ、金哲彦と山中伸弥が並んで鴨川沿いを走っているというすごい絵。左下の丸の中は瀬古だ、スタジオには有森もいた。ランナー的には神回。

山中先生は毎日10キロ走って、月間300キロ、ランニングは人生だ、1日は23時間しかない(必ず毎日走るので)とも。

いやーすごいね。私は10キロを週に2,3回だけど毎日は考えたこともなかったな。ちょっとやってみる?

2022年10月10日月曜日

情報セキュリティマネジメント試験を受けてきた

 


とは言っても来年春から始まるパイロット版で受験は無料というもの。試験時間が現在90分+90分のところ120分に短縮され、通年受験可能になるのでその試行とか。

試験の後すぐに結果が判明するのだが今回は一応合格ライン、だが旧制度最後となる12月の本番ではどうなるか分からない。パイロット版の内容についてアレコレ書くなというお達しもあるので詳しくは書けないが、難易度はあまり変わらない気がする(個人の感想です)。

過去2回落ちている基本情報処理試験も来春から科目AB合わせて190分間に変更(現行は午前午後合わせて計300分)されるが、こちらもそんなに易しくなるとは思えないな。

2022年10月9日日曜日

読書 MISSING 失われているもの (新潮文庫 む 21-1)

村上龍のファン歴は長い、高校の図書館でコインロッカーベイビーズを読んで、その後文庫をちょくちょく買って、社会人になってからハードカバーも集めて今に至るが、こんな龍は読んだことがない、自身でも「こんな小説を書いたのははじめてだと、しばらく茫然としていました。はじめてだし、二度と書けないだろうと思いました。」とある。70歳というからもう晩年、書けなくなったのか?と一瞬思うがそんなはずはない、これはまだ序章にすぎないのだ、きっと。

佐世保、父、母、作者が自身の内面を辿る旅に付き合わされて、読者も自身の内面を辿る旅に押し出される。とっくに亡くなった父親、存命の母親は元気にしているだろうか。。。

ところで紙の本を久しぶりに買った、電車の中で開くのがちょっと恥ずかしかった(読んでたけど)。希望の国のエクソダスとか、69とかをもう一度買ってみるかな、電子で。。。

2022年10月8日土曜日

ユーチューバーにでもなるか

 

ユーチューバーになるか、と思ったわけではない。デジタル化した40年くらい前のコンテンツをおすそ分け、と思ってYou Tubeへのアップロードをはじめると意外に楽しい。

以前と違って長い動画もなんなく上がるし、公開までのプロセスも簡単かつ短時間で済むので、作業的にはカンタン。

チャンネル登録が1000名を超えると収益化できるそうだが今は56名、一番人気は1984年頃のテレビ番組をアップロードしたもので2000アクセスを超えた。時々はコメントも入る。

はっきり言って著作権的には問題ありで、そのせいで音声がミュートされたり、警告文が来てそのまま削除されることもあるのだけど、80年代のソースなら概ね大丈夫な感触。

死ぬまで観れないと思ってました。本当にありがとう。」なんてコメントもらっちゃうと、もっとやってあげようかな、とか思っちゃうね。

2022年10月2日日曜日

アナログメディアが捨てられない

 カセット、フィルム、VHSをデータ化しているが一向に進まない。基本的にパソコンに張り付いて居なければいけないのでメンドウなのだ。

それでもボチボチやっていて、データ化が終わればアナログメディアは捨てればいいのだがコレが捨てられない。CDやデジタル・ビデオはデジタルtoデジタルだが、こちらも元のメディアが残っている。

当初はフィルムスキャナーやカセットデッキもデータ化終了後は売り払ってデスクまわりはスッキリ・さっぱりと思っていたが、この機械たちが増え、屋根裏部屋から引っ張り出してきたメディアも積んであるのでとても乱雑な状況。

将来的にもっと優れたデータ方式が出てきたら、とか、データが飛んでしまったら、とかいう思いもあるし、なによりこのアナログの手触り感というのがゴミ袋に入れる手を止めさせるのだ。

でもまあ捨てるしかないよな、再利用の方法もないし。少ない小遣いやアルバイト料で買ったカセットやCD達よ、許しておくれ。

2022年10月1日土曜日

読書 サーバ・ウォーズ: IT小説 (パイン文庫) Kindle版

恋愛経験がなければ恋愛小説を読んでも面白くはないだろうけど、IT知識がなければIT小説を読んでも面白くはない、でも知識があれば面白い。しかし、どれだけの人が面白がるのだろうか?

あるシステム会社の運動会はボーナスを賭けたPC200台によるサイバー戦争だった。4チームが知識と経験を騒動員して相手チームに攻撃を仕掛けるが結果は如何に。

でも私は少なくとも面白く読めた。Kindleの狭い世界だと、狭いけどコアな読者の獲得にもつながるのかな。