2021年10月26日火曜日

転職サイト


 ネットなしの転職活動は考えられない、しかし数多ある転職サイトもそれぞれ性格があって、うまく使い分ける必要があると思ったのでまとめてみる(お断り・すべてワタシ個人の感想で、誤った情報が含まれている可能性があります。)


A、百貨店型

リクナビNEXTや、DUDA、マイナビなど誰でも知っている転職サイトはこの型が多い。膨大な数の企業の中から、職種、雇用形態、地域、そのほかの条件で検索し目当ての企業を探していく。またその上で簡単に応募することができる。


履歴書や職務経歴書を作成する機能もあって、自分の写真をアップロードすれば出力も可能な履歴書ができてしまうサイトもある。昔のように文房具店で履歴書を買って、プリクラのような機械で写真を撮って、それをハサミで切ってノリで貼る必要はないのだ。


検索条件は保存も可能で、ヒットした結果をメールで教えてくれる機能があるサイトもある。最初は嬉しがってメールを開いていたが、オファーを送ってくるのは○○交通とか、コンビニのオーナーとかに決まっているのでそのうちメールは見なくなった。


B、専門店型

百貨店型がなんでも取り扱うのにくらべて、専門店のように業界に特化した形のサイトがある。


IT業界→ひたすら検索する百貨店型と違って、マイページを作るとそこから企業見学に行けるというウォンテッドリー、AIが価値を判定するというラプラス、必ず面接に行けるというミイダス、求人元の画像が多くて親しみやすさを演出するグリーンなど新しいタイプの転職サイトはIT求人をメインにしているようだ。


教育業界→エデュケーションキャリアはエージェントに申し込む形で、履歴書を登録するような機能はない。ICT支援員の求人を探しているとここにたどり着くことが多かった。


保育士→マイナビ保育士は、登録直後にいきなり電話がかかってきて驚いた。その後も何度もSMSを送ってくる、保育士がよっぽど人不足なのか、このサイトがしつこいのか知らないが、ネットの噂では後者らしい。


C,検索エンジン型

自分ではコンテンツを持たいないが、あらゆるサイトから求人情報を探し出し、それを一覧表示したり、メールでお知らせする機能もある、求人用Googleとでも言うサイト(Googleも「しごと検索」という機能がある)。一番有名なのはIndeedで、サイトそのものにもコンテンツ機能はある模様。talent.comも同様。その日本版で価格コムが運営するのが求人ボックス


応募するボタンの先は他の転職サイトだったり、企業の公式サイトだったり様々だが、業界や会社が絞れていれば、その会社の応募のきっかけをつかむのには便利だと思う。


D、派遣・バイト型

はたらこネットエン派遣ギグワークスバイトルは他の雇用形態も掲載されているが基本はアルバイトと派遣中心のサイト。今回は正社員か契約社員での就労を目指しているので今回は横目で見るだけにしておく。


E、エージェント型

リクルートエージェントビズリーチもこのタイプか。何の取り柄もない中高年が応募すると翌日にはお断りメールが来るので冷たいと思った。ビズリーチはテレビで紹介されていたので真っ先に登録したが方向性に合わず真っ先に退会したサイト。履歴書や職務経歴書を登録するとスカウトが来るというが、1,2件興味のない会社から来ただけだった。ただし文章を作成する練習にはなった。


F、ハロワ型

転職サイトは基本的に無料で利用できるが、サイトの構築費用を払っているのは求職側で、1名あたりその年収の3割程度を支払うらしい。1名あたりに直すと数百万円にもなるので、それだけ費用を払っても採用したいという性格の求人が多い。しかし普通の会社の普通の求人は少ないような気がする。


普通の求人は、無料で求人掲載ができるハローワーク(ハロワ)が最強だと思う。以前はハロワの端末でしか情報が見れなかったらしいが今は全国の求人が自宅のPCやスマホで見れる。ただし応募はハロワの紹介状が必要で、紹介状をもらうにはハロワに行かなければならない。紹介状なしで応募できる会社もあるが、かなり少ない。


今回の求職活動は、前の会社が契約しているパソナが手伝ってくれるのだが、パソナのシステム(その名も賢索くん)も求人掲載は無料とのことで、ハロワ型に近いと思う。そしてハロワのシステムは賢索くんと作りが非常に良く似ているので何か良からぬ想像をしてしまう。


G、直接応募型

NEC、富士通、といった巨大メーカー、内田洋行、ヤフーなど非メーカーの有名企業は人材マネジメント会社を自前で持っており、転職サイトには掲載せずにひっそりと募集していることもあった。何もしなくても人が集まるのだろうな、きっと。


DELLは、メールアドレスを登録すると毎週のように職種ごとに募集のメールが来るが、インシデントレスポンスコンサルタントなんていう職はいったい何をするかも分からないぞワタシには。


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