2021年9月6日月曜日

読書 脳はバカ、腸はかしこい

三五館は2017年に倒産してしまって、今は三五館シンシャとして例のテゲテゲのシリーズをヒットさせているが、以前も割合好きな版元さんで、パラパラと本も買っていた気がする。しかしこの本は読んでおらずAmazonの電子書籍のストアで安くなっていたので読んでみた。

実はワタシの腸には問題があるようで、出るものが1日何回も出たり、数日出なかったりと安定しないのだ。書店に勤めていたときには開店の10時の音楽を聞くと必ずトイレに行きたくなる、ということもあった。精神的なものもあると思うのだが、腸が環境に敏感だというのは身を持って理解している。

この5月に亡くなってしまった著者の藤田先生は、お腹に回虫を飼っているというヘンジンではあったが、最近の腸活ブームの火付け役で、腸の働きの大事さを以前から説いていたのは慧眼というべきではないか。

この本も科学なのかエセ科学なのか、その境界をサマヨう危なさを感じさせる部分もあるのだが一貫して脳はバカということを説いている。なぜなら脳は糖分を取れという指示を欲望のままに出してしまうからなのだそうだ。

この本を読んでから朝のうがいを習慣にしている。朝イチに洗面所でうがいをして、寝ている間に繁殖する雑菌を排出したほうが良いのだそうだ。何もしなくとも胃酸で殺菌されている気もするのだが、なんとなく調子がいい気もするな。


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