2021年9月18日土曜日

寝台特急サンライズでは安眠できるのだろうか?

上段ベッドから見る通り過ぎる駅

というギモンを持ちながらも決行した尾道行きだが、結論から言うと熟睡は無理、愚息もよく寝れなかったようだ。

車内はほとんどが個室

サンライズは最高速度130キロ、表定速度83キロで東海道を駆け抜けるのだが、かなり揺れる。意外に抑えられているがガタンゴトン音もするし、モーター音や風切り音もしてかなり騒がしい。かなり図太い神経の持ち主か、よっぽど酔い潰れていないとよく眠れないのではないか?

ラウンジはあるが食堂車や車内販売はない

室内もベッドも狭い。在来線の線路幅はわずか1067ミリ、1メートルちょっとしかないところに幅3000ミリの車両が乗っかっていて、そこに個室と通路を設えているのだから良く出来ているというべきだが、ベッド幅は60センチ、上段に寝ていた息子の毛布は下段に垂れ下がってきていた。収納も工夫され入るが狭い、自転車を持ち込むのはキビシイと思う。

下段から見る車窓風景

でも目が覚めてブラインドを開けると、車窓は明るくなっていて、見知らぬ風景が流れていて、ああ~オレは今旅してるんだよなあ~、この感覚は飛行機でひとっ飛びしたときには得られないと思う。

岡山駅で出雲と瀬戸を分離

未だサンライズの人気は絶大で、キップは売り切れ、東京でも車両切り離しを行う岡山でも撮影者がいっぱいいるのも、そんなところが人気の理由なのではないか?

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