やっていけるかどうかは一先ず置いて、あと半年分の高い高い大学の授業料を納入してしまえば、とりあえず大きな支出は終わりのような気がする。
上の子はもう就職しているし、子供の手が離れるとオレはひょっとしてフリーハンドなの?と思ってこんな本に手を伸ばしてみる。
村上春樹が地下鉄サリンの被害者にインタビューした「アンダーグラウンド」や沢木耕太郎のインタビューなんかは印象に残るし、何度も読んでしまうのだが、そうでないこの手の体験集というかインタビュー集は、あまり引っかかりがないというか、きれいに整え過ぎていて肝心なところが抜けてしまっているようなものが多いのだが、この本もソレっぽいかなあ。
ただ、これまで何年かごとに異動があって、会社の命じるままに仕事を(それなりに)熱心にやってはきたけど、自分で仕事を選んでイチからやったことなんてあったかなあ、とか考えてみるキッカケにはなった。
就職とは言うものの実際は「就社」で、異動先によっては本業とは関係のない仕事だったり、後方部門だったりするのが日本の会社では一般的だから、デザイナーとかエンジニアとか「職」を選んでいるのではないことが多いからね。
0 件のコメント:
コメントを投稿