2021年4月16日金曜日

SIMが刺さる固定電話「ホムテル3G」を導入してみた

 


母親のワンルームにも電話が必要だ。NTTの固定電話を引くと、基本料金1870円、そのほか工事費や加入権料も必要でかなりの金額になってしまう。

かと言って携帯電話は使いこなせない。携帯なのに電源を切って、かけるときだけ電源を入れると言っていたものな。基本的に電源は入れっぱなし、毎日充電という電源管理ができない、というか理解できないらしい。

「男はつらいよ」で寅さんがコードレス電話を借りて「これ繋がってないよ!」と真顔で返すシーンがあったが、そのレベル。

そこで探したのがこの電話。裏面にSIM(標準サイズ)を刺すところがあって、IIJの音声SIMを刺すとまるで固定電話のように使えるのだが、3Gを拾っているので番号は当然080-****-****となる。これならかなりお安く運用できて工事も不要、バッテリー駆動も可能なので災害時も使用可能だ。電源管理を気にする必要もない。

おまけ機能としてWi-Fiのアクセスポイントにもなるのだが3Gなのでチト遅い。留守番機能や電話帳機能もついて19,800円、こちらでご購入可能です。

ソフトバンクから「おうちのでんわ」というものも出ていたが、電話機を別途購入する必要があり、タイミングによっては再起動が必要になることもあるらしいので却下、エックスモバイルからは「スゴい電話」というサービスがリリースされているが月額4980円で電話機の筐体は同じに見える。

そういえばウチの電話加入権はどうしたか覚えていない。ADSLから光にするときに権利消滅したのかもしれない。一時はパソコン通信とFAXのためにINSを引いていたこともあったな、それからADSL、フレッツ光と進化して今の電話は月額500円の光電話になっている。そのくらいの金額ならまあいいかと一応維持しているのだが、迷惑電話ばかりだから無くてもいいかも。

しかししかし、後で気がついたのだがNTTの3Gは2026年3月末に終了してしまうことが判明、あと4年か。それまでに母親にスマホを持たせるか、他の固定電話っぽいものを探すことになる。海外では高齢者向けにAndroid搭載の固定電話が発売されいるようだが日本で使えるかどうか分からないし、日本のメーカーはこういうのは手を出さないだろうなあ。

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