2020年12月5日土曜日

読書 僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

威勢のいい長いタイトルのビジネス本、普段ならまったく触手が動かないのだが、たまたま手にとって読んでしまった。今働いている業界を限りなき撤退戦と評した人がいるが、現場の感想としてはこのタイトル通りだから。

曰く労働者の賃金は必要経費の積み上げで決まっているとか、仕事は積み上げが大事とか、変化が遅い業界だからこそその知識が活きるのだとか、まあまあ面白かったな。

出版なんて未来はないといいつつ、相変わらず本を出す芸能人があり、ジャニーズが表紙の雑誌は完売し、人気コミックはニュースになり、まだこんなに本が売れるんだということはママあるんだよな。

が、コミックなんてもうちょっと価格を高くして、書店にもお金が落ちるようにしないともうもう持たないんだよな実際問題。

星海社は講談社の100%出資子会社で、実験的な役割を担っているのだろうか?威勢のいいタイトルがラインナップされているが。

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