2020年10月9日金曜日

読書 ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

以前に新聞広告で気になったので読んでみた。犯罪を重ねる少年には認知機能に問題があることが多く、教育の現場はそれに対応できていない、という趣旨のもの。

アマゾンのレビューでは専門家に酷評されているが、これはタイトルの勝ち、読ませたもん勝ちで、専門家でない一般の読者にこういう問題があるということを広く知らしめたという役割を果たしたのだから、本の役割としては大成功だと思う。認知機能の解説とかトレーニングの内容までは新書で扱うのは無理だと思うから。

そういえば、小学校のときにいた不良と呼ばれたM君とか、今は何をしているのだろうか?堀の中?ヤクザにでもなっているのか?

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