2020年10月2日金曜日

読書 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」という本もあったが、女が上野千鶴子に学ぶのはケンカで、男が学ぶのは介護なのだ。そう、ジェンダーの大家で「お一人様」という言葉の発明者は、介護の大家でもあったのだ。

聞きに行くのは売出し中の社会学者で最近は小説も書いている(ゴメン、読んだことないわ)古市憲寿。社会現象をズバッと一刀両断というタイプの学者ではなく、ズバズバ切り捨てるのは上野千鶴子センセイだ。

一番ショックだったのは、親世代のストックに触れた部分で、今どきの受託なんて40年をすぎるとあっという間にダメになるからね、の部分。そうなんですよ、センセイ、日本の家は歴史的にもストックとして考えられていない使い捨てなんですよね。

介護保険も40歳から払わせられているのに、仕組みをなんも知らないのだからタメになったよ。

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