一日冷たい雨が降っており、夕方走りに行こうとしたが断念。
東京の感染者数は102人、いい感じで減少しているのではないか?仕事場再開の話もチラホラでてきている。しかし全国ではまだ勢いがあるし、中東、南米、アフリカではピークはこれからだろう。
昨日NHKBSでオンエアされた「永平寺 禅の世界」を見た。何年か前に『食う寝る坐る 永平寺修行記』を読んでいたので興味があったのだ。
道元禅師が越前の山中に開いた禅の修行道場・曹洞宗大本山永平寺はジョブズも憧れたと言う。ここで雲水(修行僧)たちが24時間すべてを修行として取り組む姿をみて、ちょっと考えるところがあった。
永平寺のWEBサイトを見ると、今は拝観も参籠(座禅体験)も受け付けていないらしい。宗教施設は三密の環境だから感染者が出るとあっという間に感染が広がりそうだが、決して無力というわけではない。次のようなメッセージがWEBに掲げられており、暗闇に明かりを見た思いがする。
現代社会における物量、利便性、スピードに重きを置いた進歩と繁栄が、この危機克服に苦慮するならば、“縁”という共存の中に在るいのちを見据え、いのちを仏のいのちたらしめるためにどう生きるかという根本に戻らねばなりません。人類は、今までも暗闇の中に光を見出してきたのです。立ち行かぬ困難の中に在るからこそ、我見(がけん)・我欲(がよく)を捨て、人心を一(いつ)にして手を取り合い、仏法を灯として感染症拡散の暗夜を歩んでいこうではありませんか。
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