2019年7月20日土曜日

地域のつながりが失われているというけれど

7月の頭に向かいに住んでいたご老人が亡くなった。春先まではお元気で、庭先で大工仕事などもされていて、たまにお会いするとなんでもない話をしていたのだが。

しばらく経つが家はしんとしているし、回覧なども回ってこないし、葬儀に誰が出たとかの話しも聞かない。最近よく見かける家族葬というやつかもしれない。

最近は車の運転も止めて、一時は2階建てになっていた自作の小屋も自身で一階建てに減築されていたので、ご自身で何か感ずるところがあったのかもしれない。(画像の←部分がGoogleストリートビューにも写っている自作の小屋)

誰かが亡くなると、葬祭は以前よりもよりひっそり、あっさりと済ませることが多くなった気がする。白黒の幕や霊柩車や花輪なんて見かけないものな。

別に昔から住んでいる地元民ではないのだけど、20年も住んでいると愛着なども出てきて、もちょっと地域に近づこうと思っても、もはや地域なんて幻想なのかもしれない。

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