2019年6月7日金曜日

CREW(クルー)のドライバーになってみる。

車を運転していると、バス停にお年寄りが何人も待っていることがあって、こちらが1名だとつい乗せたくなってしまうことがある。いきなり「乗せてあげますよ、どこまでですか?」などとやったら人さらいになってしまうが、スマートフォンでマッチングするサービスがある。

乗せてもらった者が謝礼(0円~1万円)を払うシステムなので、法律的にはOK、白タクではないらしい。

新車になったことだしサイトに登録すると、車の画像や車検、任意保険、免許証の画像のアップロードを求められ、さらに電話での仮審査、五反田の本社に出向いて説明を受けるプロセスがありCREWの正式ドライバーとなる。

画像がクルーのドライバー側の画面で赤いところに乗車希望者(ライダー)が待っているということらしい。

五反田からの帰りがドライブ第一号となるのだが、御徒町駅でお客(?)を拾った。行き先は2キロほど先だが、まず迎えに行くことに手間取る。画面には距離から予想したのであろう5分と表示があるが、御徒町駅がどこかわからない(雨の夜、土地勘もない)。

なんとか拾って乗車していただくが、アプリがうまく操作できない。シートベルトの装着確認の画面がアプリの中に作りこんであり、OKしないと動かせないのだが、これをはしょってスタートしてしまう。

車内ではぎこちない会話、そして「あのへんで止めて下さい」の声に急ブレーキを踏んでしまって、後ろのシートではカバンが落ちる音、ああ、やっちゃった。

スイマセンねと、評価をつけてもらったらなんと0円★は1個。いくらなんでもこれはないよネ。が、5000円の支度金とやらがCREW側から入るので、まいいか。

善意に乗っかったシステムではあるが、それにしてもドライバーへの見返りが少ない。事故を起こしても、車内を汚されても、基本は自分で対応する必要がある。保険も自分の保険だ。これではドライバーは増えないのではないか?

またドライブに出る時間は20時から翌日3時までで、この時間に自由に車を出せるかというとそうでもなく、アプリのチャット内で届け出る必要がある。出発エリアも新宿・池袋など10箇所に満たない(到着地はどこでも可)。うーん、道端でバスを待っているおばあちゃんを安心して乗せられる日は来るのだろうか?

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