2019年6月22日土曜日

セゾン 堤清二が見た未来

関西出身なのでいまだに西武も東武もなじみがないのだが、仕事上で関係があるので読んでみた。

池袋西武はラーメンデパート(買うものがなくてラーメンを食べるほか買うものがない)と呼ばれていたが、堤清二が日本一にし立てあげたとは知らなかった。80年代のパルコ、リブロ、ウェーブは関西にいても名前が聞こえてきており、東京の象徴のように思っていたのだが、いずれもこのお方が生みの親とのこと。

そして無印良品もJ-WAVEもロフトもセゾンカードそうなのか、いまやそれぞれの企業は解体されて他人のように振舞っているが根っこは同じだったんだ。昔あったという西武美術館は今は催事場になっているあたりにあったのだろうか?

この本には書かれていないがカルチャーセンターの池袋コミュニティカレッジが実は堤西武の真骨頂なのかもしれない。

今の西武はどうなんだろうか?以前のように新しいものを開拓する姿勢とか、街ごとつくってやるという意気込みや、文化の先端を開拓する意気込みがあるのだろうか?それともまだまだ再建途上なのか、汚れたイメージーを払拭するのに忙しいのか、ちょっと分かりませんがね。


0 件のコメント: